技術情報TECHNICAL INFORMATION
OCX光 インターネットのネットワーク構成のイメージ
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※お客様でご用意の対応ルーターも一部ご利用いただけます。対応機種については、対応 CPE 一覧をご参照ください。
IPv4 over IPv6の接続の仕様
IPv4 over IPv6のトンネル方式は、IP-in-IP(以下、IPIP)トンネルです。このIPIPトンネルを構成するために必要な下記の接続情報は、開通後にBBIXからお渡しします。 (1) IFID(IPIPトンネルのお客様側終端アドレスの下位64bit)(例:00c6:3364:7b00:0000) (2) BR (IPIPトンネルのリモート側)のIPv6アドレス(例:3fff::1) (3) お客様に割り当てたIPv4アドレス(例:198.51.100.123)
IPIPトンネルのお客様側終端アドレスは、下記のように構成してください。 (4) 回線からSLAAC (RA方式)やDHCPv6-PD(PD方式)で割り当てられたIPv6プレフィックス(例:2001:db8:1000:2000::/56) → (4)+(1) 2001:db8:1000:2000:00c6:3364:7b00:0000 ※DHCPv6-PDの場合、SLA IDは0にしてください
IPIP encap limitは設定しないでください。 IPv4のMTUは1460byteになります。 お客様側ルータの機種によっては、IFIDと回線から割り当てられたプレフィックスから自動で終端アドレスを構成できるものもあります。これを利用すると、回線のIPv6プレフィックスが変わった場合(後述)にも自動的に新しい終端アドレスを構成できます。プロビジョニング方式について
IPv4 over IPv6接続に必要な情報は「IPv6 マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式」(HB46PP)でも取得できます。リクエストのcapabilityフィールド(プロビジョニングサーバに要求する接続方式)はipipを指定してください。IPIPトンネルを利用できない場合などはmap_eを指定しても互換動作します。その他のオプションのフィールド(user,pass等)は指定する必要はありません。
準拠するプロビジョニング方式 IPv6マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式 【第1.1版】
OCX光 インターネットのプロビジョニングサーバからの応答例を示します。
対応CPE一覧
各CPEメーカーの対応機種と、設定方法の情報を掲載しています。